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エルレ復活に湧いて勢いで作ったブログ

エルレ復活に湧いて、あの日を思い返す

2008年9月7日、17歳、高3。

当時世界一好きだったバンド、ELLEGARDENの活動休止ラストライブ。


同級生が当てた2枚の奇跡のチケット、その同行者決定ジャンケン大会でチョキを出して負けた俺は、それでも諦めきれずに、当日模試をブッチして、一縷の望みにかけて、センスの欠片もないチケット譲ってくださいボード作って、新木場駅に行った。


ま〜駅からコーストまで花道が出来てるかのような『譲ってください』のパレード。

あんな光景、10年ライブハウスに通ってますが、後にも先にもあん時だけ。


自分はちょうどコーストに向かう途中の橋の上でボード持って、神の一声を待ってた。(夕方くらいに奇跡のチケットを持った同級生が通って「心が痛い...」って声かけられた、ならマジでそのチケットくれってなった)


もちろん1モブ高校生の自分に声なんてかかるはずもなく、あえなく撃沈。ライブ開始時間に。


ラストツアーは大阪2本、東京2本だったんだけど、確か大阪の時に音漏れ組が会場に入っちゃったかなんかで、東京1日目のコーストは全く扉を閉ざしてて音漏れすら許されなかったそうな。


だからその日も音漏れないんじゃないかって思ったんだけど、やっぱせっかく来たし、って思って音漏れ待機組に混ざったら、ご好意で外側の扉、開けてくれたんすよね。

中からスターフィッシュが聴こえてくる。大歓喜でした。

ただ「騒いだら閉めまーす」ってスタッフに言われてて、歌うとかは出来なかったんだけど。

おかげでサイレント左回りとかしてたの。今思えば面白い。サイレント左回り。


音漏れでも小さなライブハウスなら埋めれるくらいはいて(2〜300?)、1曲1曲みんな噛み締めるように、でもサイレントで暴れるっていうあの時にしか味わえないモノはあった。


そんな時間もあっという間でアンコール。活休前最後の1曲、surfrider associationが終わって、エルレの時間は止まった。

感極まって当時の彼女に「さみしいけど、俺はELLEGARDEN好きでよかった!!」て泣きながら電話したな。


そんな思い出と共に。

てかぶっちゃけ当時はすぐ帰って来ると思ってたなぁ。HIATUSが翌年から始まって、エルレの曲やんねぇかなって言ってたけな。まだまだミーハーなくそキッズだなー当時の自分。


10年待つからな、あの時の俺。

27歳になってるからな

当時受験生だった自分が大学生〜バンド結成〜解散〜就活〜社会人〜結婚までしちゃうくらいの時間。


そんな時間を超えてELLEGARDENがまたライブをする。


復活は同じ場所。今日、チケットを申し込んだ。当たらなくてもきっと会場へ行ってしまう、かな。

10年前のあの頃の自分を思い返しながら。